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若年層の心をつかんだ「クラシルチラシ」活用術

コープデリ生活協同組合連合会に聞く、来店数アップの裏側


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【目次】

1. スーパーマーケットが直面する変化と挑戦 「クラシルチラシ」活用で新たな顧客層を掴む

2. “地域に根ざす”コープデリとは?

3. 若年層の来店が課題――導入前に抱えていたジレンマ

4. 「クラシルチラシ」選定の決め手とは?

5. 導入効果

 5.1. 数字で見える確かな成果

 5.2. 声と反応から伝わる変化 レシピカード・サイネージで高まる体験価値

6. 満足度は“非常に高い” ―― 手応えを実感する理由

7. これからの展望 ―― アプリ連携と1st Party Dataの活用へ

8. まとめ ―― 変化する購買行動に、柔軟に応える仕組みを

 


 

1. スーパーマーケットが直面する変化と挑戦 

「クラシルチラシ」活用で新たな顧客層を掴む

近年、スーパーマーケット業界は、新聞購読者の減少顧客層の高齢化といった構造的な課題に直面しています。そんななか、コープデリ生活協同組合連合会(以下、コープデリ様)は、
delyが提供する小売企業様向けデジタル販促ツール「クラシルチラシ」の導入によって、若年層の来店促進という課題に取り組んでいます。


今回は、コープデリ連合会 店舗営業部の佐藤洋平様に、導入の背景と成果、そして今後の展望についてお話を伺いました。

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2. “地域に根ざす”コープデリとは?     

インタビュアー: 

  まずは、コープデリ様の概要について教えていただけますか?

佐藤様: 

はい。私たちコープデリ生活協同組合連合会は、「ともに はぐくむ くらしと未来」を理念に、宅配・店舗・福祉といった多様な事業を展開しています。店舗事業では、「おいしさと安心を、うれしい価格で。」を基本方針に、地域のお客様に選ばれる売り場づくりに取り組んでいます。

インタビュアー:

     佐藤様は、現在どのようなお仕事をされているのですか?

佐藤様: 

店舗営業部に所属し、2023年春から現職です。主に年間52週の店舗販促計画づくりとチラシ・演出物作成をになっております。

 

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3. 若年層の来店が課題
     ――導入前に抱えていたジレンマ       

インタビュアー:

   「クラシルチラシ」を導入する前は、どのような課題感があったのでしょう?

佐藤様: 

これまで、シニア層のお客様に多くご利用いただいており、安定したアプローチができていました。一方で、若年層のお客様にもっとお店を知ってもらい、来店していただきたいという思いがありました。従来の折込チラシに加えて、若い世代に効果的なアプローチができる方法を探していたんです 。

 

 

 

4. 「クラシルチラシ」選定の決め手とは?  

インタビュアー: 

数あるデジタルチラシサービスの中から、「クラシルチラシ」を選んでいただけた理由を教えていただけますか

佐藤様:

 delyさんから提案をいただき、内容を拝見して「これならうちの課題を解決できる」と直感しました。特に、クラシルのユーザー層が20〜40代の若年層中心という点に強く魅力を感じ、新たなコープファンづくりに繋がると思いました。

 

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5. 導入効果                

インタビュアー: 

実際に「クラシルチラシ」を導入してみて、どのような効果がありましたか?

佐藤様: 

大きく分けて、定量的な効果と定性的な効果がありました。

 

5.1. 数字で見える確かな成果

佐藤様: 

まず、管理画面やレポート機能で効果を可視化できたのが大きなポイントでした。

インタビュアー: 

具体的には、どのようなことが分かりましたか?

佐藤様: 

従来から取り組んでいたシニア層向け施策がしっかり機能していることが数値で確認でき、安心材料になりました。加えて、「クラシルチラシ」を通じて来店されたお客様を分析すると、10〜40代が半数以上を占めていたんです。


インタビュアー: 

それは大きな成果ですね!

佐藤様: 

ええ、若年層の来店が数字に表れたのは非常に意義深いです。また、コープデリ管内のコープみらいエリアにおける1店舗あたりの商圏人口が平均35,000人に対し、「クラシルチラシ」のフォロワー数は全体で85万人以上。店舗単位で見ると、約6,000人に情報が届いており、商圏の2割にリーチできたことになります。

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5.2. 声と反応から伝わる変化 レシピカード・サイネージで高まる体験価値

インタビュアー:

お客様からの反応や、定性的な手応えはいかがですか?

佐藤様: 

スマートフォンで簡単に見られるので、新聞を取らない若い世代にも確実に届いている実感があります。また、店舗では「クラシルレシピカード」も活用していて、販促物としての一体感が出せているのも良いですね。

インタビュアー:

レシピと連動させることで、購買意欲にもつながりそうです。

佐藤様: 

はい、レシピと商品をセットで提示できることで、タイムリーな訴求ができる上に、お客様が具体的な利用シーンをイメージしやすくなるのは大きなメリットです。さらに、店内のサイネージでもクラシルのコンテンツを配信しており、オンラインから店頭まで統一感のある訴求ができています。

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6. 満足度は“非常に高い” 
 ――手応えを実感する理由        

インタビュアー: 

「クラシルチラシ」の導入全体を通して、満足度はいかがですか?

佐藤様: 

非常に高いです。特に、これまで接点が薄かった若年層のお客様の来店動機に繋がっている点は、導入の最大の成果だと思っています。

 

 

7. これからの展望
    ――アプリ連携と1st Party Dataの活用へ 

“クラシル”との連携に期待すること

インタビュアー: 

「クラシルチラシ」の今後の活用については、どのようにお考えですか?

佐藤様: 

より多くのお客様にリーチできるよう、継続的に情報発信をしていきたいです。将来的には、delyさんのアプリや、当社ホームページとの連携など、より幅広い展開ができればと考えています。

インタビュアー: 

delyへの期待も大きいですね。

佐藤様: 

そうですね。delyさんは、チラシに限らず多彩な販促提案をされていると伺っています。位置情報や属性、マイエリア、レシート情報など、1st Party Dataを活用した新たなプロダクトにも期待しています。

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8. まとめ                 

変化する購買行動に、柔軟に応える仕組みを

「クラシルチラシ」の導入によって、コープデリ様は若年層という新たな顧客層の来店を促し、着実な成果を上げることができました。

デジタルならではの手軽さや、レシピ連動型の販促が可能な点など、「クラシルチラシ」には新しい時代の小売業にふさわしい可能性があります。今後のさらなる発展に、コープデリ様と
delyの挑戦は続いていきます。

 

 

 

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